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更新日:2021年06月02日

優良で信頼できる業者を選びましょう。

トラブル最大の回避策「訪問見積もり」

訪問見積もり

ネット見積もりで比較して、ある程度引越し業者に目星をつけることができたら、実際に引越し業者に来てもらって訪問見積もりをして貰うことをオススメします。

ネットでの見積もりは、あくまでも概算の金額です。単身で荷物も少ないという方はネットのみでも問題ない場合もありますが、立地や建物の構造でも引越し料金が変わってくる場合があります。

また訪問見積もりすることで悪徳業者を見極めることもでき、
・見積もりトラブル
・家具の破損トラブル
といったことも防ぐことが可能です。

単身でも荷物が多い方や、家族でお引越しをされる方は訪問見積もりをして貰いましょう。

第1章 悪徳業者の見抜き方

引越し業者のトラックのナンバーが白だった

トラックナンバー

引越し業者のトラックのナンバープレートの色で悪徳業者かどうかが判断できるって知っていましたか?

通常引越し業者のナンバープレートの色は緑色の一般貨物自動車運送事業者用のプレートか黒色の貨物軽自動車運送業事業者用のプレートのどちらかです。

それ以外の黄色や白色のナンバー等は陸運局より許可の下りていない業者となり違法という扱いになります。(※但し、陸運局の許可がおりている場合は白ナンバーでも問題はありません。その際、許可証を保持しているはずですので提示して貰って下さい。)

尚、違法な引越し業者を利用した場合、その業者による物損や紛失等のトラブルは補償を受けることができません。さらに違法な引越し業者を利用すると利用した側も違法となり罰せられてしまうので注意しましょう。

内金・手付金を要求してくる

内金・手付金を要求してくる悪徳業者

手付金・予約金などは、国土交通省が定める「標準引越運送約款」に基づき原則、禁止されています。

悪徳業者は「手付金」「予約金」「仮契約金」等、当り前のように請求し、引越し前に依頼者側から料金の一部を受けとることで、キャンセルのしづらい状況を作る場合がありますので気をつけましょう。

「引越し運送約款」を提示しない

引越し運送約款

国土交通省が出している「標準引越運送約款」というものがあります。

これは引越し業者が見積もり時に必ず提示する義務があります。

約款には一部下記のような内容が記載されています。

  • 見積もりは、基本無料
  • 内金・手付金は払わなくてもOK
  • 引越しのキャンセルは、2日前までならキャンセル料は無料。
  • 引渡し日から3ヶ月以内は、引越し業者に過失がなかったと証明できない限り、
    荷物の紛失や、き損については補償される

その他にも記載されてありますので見積もり時に引越し業者が提示する約款を確認しておきましょう。

第2章 見積もりの罠に要注意!重要チェックポイント

見積書か契約書か確認しましょう!

見積書と契約書を確認する

まず始めに確認しておくべき部分はこの書類が「見積もり書」なのか「契約書」なのかと言う点です。

見積もり書を受け取ったらまずこの部分を確認しておきましょう。もし契約書となれば、キャンセルすると解約ということになりますので、キャンセル料が発生する場合も考えられるので注意しましょう。

国民生活センターでは複数の引越し業者から見積もりを取ることを勧めています。もしまだ踏み切れなく迷っている場合は、即決は避け引越し業者にその旨を伝えた後、複数の引越し業者の見積もりと比較することで判断しましょう!

トラックのサイズ・作業員の数

トラック

作業員の数とトラックのサイズ・台数は見積もり金額が決まる上でとても比重が大きい事項です。概算の見積もりを出すのに基本となる事項ですのでよく説明を受け、複数の業者を比較するときも上記の事項に相違が無いか確認しておきましょう。

他には作業時間、立地、様々な条件やオプションの有無によって総額費用が算出されます。また、仮にトラックのサイズを小さめに設定されていた場合でもよく内容を確認して下さい。

特に条件で「積みきり」となっていた場合は要注意です。「積みきり」とは、トラックに積めるだけの量と言う意味なので、もし積みきれずに追加で運んで貰う場合は追加費用が発生してしまい割高になる可能性があります。事前に詳しい相談をしておくことをオススメします。

引越し日、時間、積み下ろし地を確認しましょう!

荷下ろし地

次に引越し日と積み降ろし場所もチェックです。積み降ろし場所が複数ある場合は見積もり書の記載に漏れがないか確認をして下さい。またこの際に合わせてトラックの到着時刻や作業終了時間も聞いておくと後々安心です。

引越し業者によっては料金を少しでも安くする為にフリー便の金額にしておくところもあります。複数の引越し業者の見積もりを比較する際には必ず条件を同じにした状態にしないと正確に金額を比較できませんのでご注意下さい。

オプション作業とは

オプション作業

引越しの基本料金には、搬入・輸送・積み降ろしといった引越しの基本作業が含まれ、それ以外の作業がオプションとなります。引越し業者やプランによっては家具の梱包やセッティングは基本内容に含まれない場合もありますのできちんと確認しておきましょう。

荷造り、梱包、電気工事等を依頼した場合、オプションの欄に記載されます。オプション欄には自分が依頼したもののみ記載されてあるか等きちんと確認しましょう。また追加費用は引越し業者によって異なりますので、サービスの有無や料金など、見積もり時に確認しておくと良いでしょう。

総額費用

書類を見て困る人

見積もり書で最も目を引くのが総額費用だと思います。しかしその総額費用が本当にお得かどうかなど正しく比較する為には上記のように諸条件を同じにしていなければなりません。また上記条件以外でも、費用の総額には消費税は含まれているか?等も合わせて確認をしておくとよいでしょう。

尚、支払い方法については、大半の引越し業者で現金となっています。また多くの引越し業者では後払いでの精算はあまりないため、後払いに必然的になるクレジットカードでの支払いを希望する場合は事前に確認しておきましょう。

見積もりトラブルの回避策「訪問見積もり」

訪問見積もり

見積もりのトラブルとして見積もり時の金額と違ったということがあります。その原因としてネットだと、荷物の量を少なめに記入する傾向があり、それによって引越しの当日、トラックに積みきれなくなったり、さらに、「家の前にトラックがつけられない」や「エレベーターがない」などで、追加料金を求められることもあります。見積もりトラブルを防ぐ方法の一つとして「訪問見積もり」をして貰ってから、最終判断されることをオススメします。

また訪問見積もりをして貰う事で見積もり金額のトラブルを防ぐだけでなく、あらかじめ引越し業者に建物やエレベーターなどを下見して貰うことができるので、建物などを保護する養生を使用する必要があるのかなども判断して貰え、見積もり以外のトラブルも同時に防ぐことが出来ます。

第3章 破損&紛失トラブルに遭う前に

事例1 搬送後、液晶テレビの画面が破損していた

液晶テレビの画面が破損

最近のテレビはブラウン管ではなく液晶が主流となっています。液晶テレビは画面が割れやすく、引越し時の振動で破損が起こりやすいデリケートな荷物の一つです。標準引越運送約款では、荷物の破損等については引越し業者が注意を怠らなかったことを証明しない限り、損害賠償の責任が発生することになっています。

液晶テレビ専用のダンボールを用意している引越し業者もありますので、見積もり時に確認しておくと良いでしょう。

事例2 ドラム式洗濯機を運んでもらったが、引越し時の振動でドラムが破損し、後で弁償してもらった

引越し時の振動でドラムが破損

最近増えているのが「ドラム式洗濯機の破損事故」です。ドラム式洗濯機は専用の輸送用ボルト(ネジ)を装着して搬送しないと、振動でドラムが破損する場合があります。

荷物にドラム式洗濯機がある場合は、見積もり時に引越し業者に伝え、必要であれば当該固定部品を販売店で手配しておくと良いでしょう。また、搬送する際も当該部品で固定されていることを確認しましょう。

事例3 ノートパソコンの搬送後、電源を入れると画面に黒い線が入るようになった

ノートパソコンの故障

ノートパソコンも液晶テレビと同じく壊れやすい精密機械の一つです。ですが、電化製品等の内部故障(パソコンのデータ等)については補償が効きません。後で問題が起こっても後悔しないよう、大事なデータは必ずバックアップを取っておきましょう。

パソコン専用の梱包サービスを用意している引越し業者もありますので、見積もり時に確認しておくと良いでしょう。

事例4 引越しをした半年後に、荷物を紛失していることに気が付いた

荷物の紛失

標準引越運送約款では、荷物の紛失や破損について「荷物の引渡し日から3ヶ月以内に引越し業者に通知しない限り、責任が消滅する」と記載されています。

荷物の確認は引越し作業の前後に作業員とともに確実に行うようにしましょう。

事例5 作業スタッフが日雇いなどの派遣スタッフばかりだった

作業スタッフが日雇いなどの派遣スタッフ

引越し業者によっては繁忙期になると人員不足になり、日雇いや派遣スタッフを使う場合が多くなります。しかし、こういった外部のスタッフの比率が高まると、トラブルが起きる確立が高くなってしまうのも事実です。
引越しをスムーズに行うためにも、見積もり時にスタッフや補償などについて確認をしておくと良いでしょう。

※日雇いや派遣スタッフを使っている業者は違法ではありません。

引越し業者が加入する損害保険

カメラが破損

搬送中の交通事故や荷物の破損・紛失など、万が一起こりえるトラブルに対応するため、引越し業者が損害保険に加入しているかどうか見積もり時に確認しておくと良いでしょう。

このとき「見積もりの中に保険料が含まれているか」「見積もり書に保険会社や内容がきちんと記載されているか」「掛け金はいくらで、どの程度の補償なのか」なども確認しておくと良いでしょう。また、自社保険を採用している引越し業者もありますので、補償に関する詳細を説明してもらいましょう。

破損&紛失トラブルの回避策「訪問見積もり」

訪問見積もり

このように、荷物の破損・紛失トラブルが万が一発生した場合にも、慌てず対応出来るように、事前に引越し業者から補償について確認しておく事が重要です。

ネットでの見積もりだけでは補償について確認することが難しいため、訪問見積もりをお願いして、各業者から保険内容や補償などの細かい部分をしっかりと説明してもらいましょう。

料金の安さだけでなく、優良で信頼出来る引越し業者を選びましょう。