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引越しで掃除はどの程度までやれば良い?掃除のコツと必要性

更新日:2022年05月25日

旧居の掃除はとても大切なことです。 敷金は部屋を借りるとき、滞納や原状回復費用などを保証するための保証金のようなものです。 そのため旧居に傷や汚れがあると敷金返還額が大幅に減少します。 ひどい場合はハウスクリーニングに依頼をされてもいいかもしれませんが、費用はバカになりません。極力ご自身で掃除をするのが費用を抑えるコツです。 ここでは新旧居別に上手にすすめる掃除の手順をご紹介しています。 旧居の部屋を綺麗にして、新居で新しい生活を気持ち良くスタートさせましょう。

手順

掃除の手順はご家庭によってやり方があると思います。 ですが、もしかするとその方法は時間と手間がかかっているかもしれません。 もちろん一概には言えませんが、効率の良い手順としてまず最初に水回りをおこなうのがおすすめです。 その後、一番奥の部屋や高い階の部屋から掃除をするのが合理的です。 まずは、バストイレ、キッチンから始めてその後で寝室、書斎、子供部屋、リビング、ダイニング、廊下、玄関の順番です。 通路や玄関が一番最後である理由は、出入りの多さに関係します。 せっかくピカピカに綺麗にしても、出入りが頻繁な場所はすぐに汚れてしまうからです。 キッチンやバストイレも毎日使いますが、落ちにくい汚れが集中しているため最初にしておくのがベターです。 それでは、旧居と新居別に効率の良いお掃除方法をご紹介します。 旧居の掃除は敷金返金にダイレクトに関わるので、ピカピカにしておくとお得です。 畳や床は掃除機をかけた後、濡らした雑巾で乾拭きをしておきます。 フローリングはつや出し用の洗剤があれば、合わせておこなうとより見栄えが良くなります。 ですが、洗剤の種類によってフローリングを傷つけてしまうおそれがあり、細かい傷は修繕費のチェック対象になりやすいため、必ず説明書を読んで正しく使用してください。 キッチンは使えば使うほど油汚れがついてしまうので、一筋縄ではいきません。 薄めた洗剤に浸け置きをしておけば、力まかせで擦る必要がないため女性でも楽にお掃除ができます。 最後は布でしっかりと汚れを拭きとれば、シンクがツヤツヤに生まれ変わります。 トイレやお風呂はカビが発生していることが考えられますので、まずはカビ取り専用の洗剤をふきかけしばらく放置します。 浴槽の材質によって洗剤で黒ずむおそれがあるため、必ず材質にあった洗剤を用意してください。 カビ取り専用の洗剤は強力なため、最後は窓をあけてしっかりと換気しておきましょう。 次は新居でのお掃除ポイントです。 新居ではまだ荷解きがされていないダンボールが山積みになっていることがあるため、掃除がしにくいことが考えられます。 まずは収納スペースから掃除を行い、綺麗になったところで収納できるものをすべて片付けます。 これだけでも部屋がすっきりとするので、後々の掃除もはかどります。 もともと新居では綺麗になった状態で明け渡されますので、旧居と比べて大掛かりな掃除は必要ありません。 ですが、キッチンは料理をつくって、お風呂場は体を綺麗にする場所ですから、簡単に掃除しておくのがおすすめです。 部屋の中も濡れた雑巾で一拭きしてから荷物を片づけていくといいでしょう。 簡単な掃除のポイントを知ることで、あっという間に掃除を終わらせることができます。 是非参考にしてください。

掃除に必要な道具

道具名 入手方法や用途
カビ取り剤 キッチンまわりやお風呂場にあるゴムパッキンを浸け置きする際に使用。スーパーやホームセンターで購入できます。
油汚れ用洗剤 換気扇やコンロの汚れをとる際に使用。スーパーやホームセンターで購入できます。
落書き用クリーナー 壁や床にある落書きを落とすときに使用。ホームセンターで購入できます。
ほうき・ちりとり ベランダや畳などのゴミを掃く際に使用。ホームセンターで購入できます。
新聞紙 浸け置きや洗剤の浸透をよくさせるために使用。お近くの販売店で古新聞が貰える場合があります。
掃除機 各部屋の床を掃除する際に使用。家電量販店で購入できます。
たわし シンクの水垢を落とす際に使用。スーパーやホームセンターで購入できます。
雑巾 窓を拭く際に使用。ホームセンターで購入できます。
ゴミ袋 換気扇やコンロを浸け置きする際に使用。スーパーやホームセンターで購入できます。
割り箸 窓のサンの汚れをかきだす際に使用。スーパーやホームセンターで購入できます。
輪ゴム 割り箸にウェットティッシュを巻きつける際に使用。スーパーやホームセンターで購入できます。
歯ブラシ タイルの間や溝などの汚れをとる際に使用。スーパーやホームセンターで購入できます。
ウェットティッシュ 窓のサンの汚れをふきとる際に使用。スーパーやホームセンターで購入できます。
トイレ用掃除用具 カビや黒ずみを落とす際に使用。スーパーやホームセンターで購入できます。

掃除の方法

道具名 入手方法や用途
窓ガラス 濡らした雑巾で窓ガラスをふくと拭き筋が残りません。専用のクリーナーで仕上げるとピカピカになります。
はじめに掃除機でホコリをとります。そのあとで雑巾でふくと汚れの筋がつかないため仕上がりが綺麗です。
浴槽 カビ取り剤で一晩浸けておきます。翌朝洗い流せば完了です。
換気扇 ゴミ袋の中に水と油汚れ用洗剤をいれて浸け置きします。
キッチン シンクまわりに洗剤をかけ濡らした新聞紙をかぶせておきます。新聞紙がラップのような効果を発揮して汚れが落ちやすくなります。
床・畳 髪の毛やホコリなどを掃除機またはちりとりではらっておきます。
トイレ 壁や便器に新聞紙をかぶせて洗剤をたっぷりふきかけます。頑固な汚れはカビや黒ずみ専用の洗剤で落とします。
ベッドやイスなどの家具は、角や表面をダンボールで保護しておくと、傷をつけずに運び出すことが出来ます。

引越しで掃除はしなくても良い?

引越しは、ただ居住地が変わるだけではなく、部屋中のものを整理して大掃除をする一大イベントです。 掃除のスタートからゴールまでをスムーズに進めるためにも、掃除の方法や必要性を見直す必要があります。 まずは、掃除をどこからはじめるかが肝心です。 その為にもまずは荷作りをしたダンボールをどこに収納しておくか、部屋の中に十分な空間をもたせることで掃除がしやすくなります。 また、掃除に必要なグッズを買いそろえることも必要ですが、収納できるスペースがあるかも確認しておきましょう。 新居に十分な収納スペースがある場合はいいですが、なければ通路に置きっぱなしになる可能性もあります。 必要最低限のもの、また使い捨てのものを用意することが大切です。 部屋の汚れは一般的に、私たちの身体の毛や汗や皮脂、ペットを飼っている場合はワンちゃんや猫ちゃんの糞尿や体毛が原因です。 キッチン汚れは、油や調味料、食品などが調理過程で飛びはねたりコゲてしまったことが原因でできてしまいます。 掃除をしないまま放置すると、この汚れから雑菌が繁殖したり、カビ、ダニ、ノミなどが発生する要因になるため、こまめな掃除が必要不可欠です。 引越しをする際にも、旧居でついた汚れを落としておくという事は、次に使う人が快適に入居できるという事にもつながります。 そればかりではなく、定期的にしっかりと掃除をしていた部屋は、退去時に原状回復費用を支払う金額が少なくてすみます。 実は掃除の必要性はこれだけではなく、電気まわりや火気まわりは特に注意が必要です。 ゴミが散乱し、汚れがしっかりと取り除かれていないまま電気やガスなどを使用すると、火災などの重大な危険性の原因につながります。 パソコンやテレビの配線に蓄積されたホコリは火災の元となり、電気製品の熱で発火する恐れもあります。 火災まではいかなくても、ホコリや汚れが原因で故障することも少なくありません。 長く使用していくためにも、長期間汚れやホコリをそのまま放置しないことが大切です。 ご家庭の掃除は、目に付いた汚れを落とすだけで十分です。 とはいえ、まだ大丈夫と考えそのまま放置していると、いざ引越しをしようとしても掃除に時間と手間がかかり、荷造りや各種手続きなどに時間がまわらないという本末転倒な事態にもなりかねません。 こうならない為にも、綿密な掃除計画を立てることが大切です。